ハットリ裁判 2002年11月4日地方裁判所 法廷 ▽
僕：くらえ！！
つきつける：生年月日 5月5日
僕：このデータには決定的に足りない点があります！！！
弁護人：な、何？！！
僕：生年月日 5月5日?
何か違和感を感じませんか？
サイバンチョ: 違和感・・・？いったいそれは何なのですか？！
弁護人：ぐっ！！まさか・・
僕：そう、このデータには生まれた年が書かれていない！
そもそもこの資料はいつのものなのか！！！！！
その情報無しに
ハットリくんの年齢を特定することはできない！！！
検察側はこの資料が作られた年代の調査を要求します！！！！！
弁護人：い、い、異議あり！！
は、ハットリくんなんて、子供に決まっている！！！！
僕：異議あり！！
それはどうかな？
この資料を思い出していただきたい！！
逆さになったこんなのがいたら？？
(座ってるーー！！！！！！)
この体格はどうでしょうか？
この身長、等身、、、、
あきらかにこれは１０歳のものではない！！！
ゆえにハットリくんは
刑事未成年でない可能性もある！！
ざわ・・・ざわ・・・・
（そう言えばあの写真の人物でかいよな・・・）
（逆さになる意味はあるのかな・・・）
（なんで実写なのかしら・・・）
（分割金利手数料はジャパネットが負担・・・）
（チクワだワン☆・・・）
サイバンチョ:（首を縦に振る）
わかりました。
現段階で判決を下すのは困難と考えられます。
「ハットリくんの年齢と、資料の年代特定」
以上の疑問点に解決をつけるよう、弁護側、検察側にさらなる調査を要請します。
それでは、本日はこれにて閉廷！！
サイバンチョ:それでは、審議を再開します。
弁護人：弁護側、準備完了しています。
僕：検察側、準備完了しています。
（昨日の調査で見つけた資料は以下の２つ。）
・刊行情報
コロタン文庫76 「忍者ハットリくん全百科」
昭和５７年５月１０日刊行
ハットリくん 表情集？
このコロタン文庫と変な顔にすべてをかけるしかない・・・・！！！
サイバンチョ:先日の法廷では、「ハットリくんの年齢と、資料の年代特定」
が問題となりました。その点をふまえて、冒頭弁論をお願いします。
僕：了解しました。
先日の資料で問題になった年代、この部分を検察側は明らかにしたいと思います。
まずこの資料(2)をご覧下さい。
サイバンチョ: これは・・・？
僕：百科本のリストです。
ご注目していただきたいのは
コロタン文庫76 「忍者ハットリくん全百科」
の部分です。
サイバンチョ: コロタン文庫・・？
僕：コロタン文庫とは、先日提出された資料の参考文献です。
先日の資料はコロタン文庫を参考に作られています。
よって、コロタン文庫の発行年月日がわかれば、
先日の資料の年代も自ずから特定できるのです！！！
ざわ・・・ざわ・・・
（そうか・・・！！）
（名前からして古そう・・・）
（ちょっとヤバいなまえだよな・・）
僕：そして、コロタン文庫76の刊行年月日は
昭和５７年５月１０日、
つまりいまから２０年前なのです！！！！
サイバンチョ: なんですって？！と、いうことは・・・
僕：そう、
ハットリくんは刑事未成年でない可能性が極めて高い！！！
ざわ・・・ざわ・・・
サイバンチョ: 静粛に！！
僕：（どうだ！！）
弁護人：・・・ククク・・・
僕：（なんだ？あの薄ら笑いは・・・？）
弁護人：・・・コロコロコミックデラックス・・・
僕：何？！
弁護人：コロコロコミックデラックスについてはどうなのかな？
僕：コロコロ・・・？な、なんだそれは！！！
弁護人：先日の資料には、二つの参考文献が記載されている。
一つは検察側が提出したコロタン文庫。
そしてもう一つはコロコロコミックデラックス。
僕：！！！
弁護人：本当に生年月日はコロタン文庫を参考に書かれたものなのか？
その証拠がない限り、その主張は認めることができない！！！！
僕：！そんな！！！！
サイバンチョ: ふむ、そのとおりです。どうですか？
生年月日はコロタン文庫を参考に書かれたと言う証拠はありますか？
僕：（だめだ！！Googleでは 見つけられなかった・・・）
そもそもそんなに古い本など手に入るわけがない！！！
名前がコロタン文庫だぜ？
僕：・・・あ、ありません・・・・・（くそっ！！あと一歩のところで・・・）
サイバンチョ: ふむぅ・・・それでは残念ながら、年代は特定できたことになりません。
弁護側は、この点について何か証言がありますか？
弁護人：はい。
僕：なにっ？！
弁護人：先日の資料には、確かに年度の記述はなかった。
しかし年代が特定できないと言うことは
逆に成人しているという証明も不可能であることを示している。
よって、今回は逆に子供であることの証明をしたいと思う。
サイバンチョ: いいでしょう。証言を認めます。
弁護人：ありがとうございます。
それではまず、下の資料をご覧になっていただきたい。
僕：これは・・・！！！
弁護人：ククク・・・。そう、忍者怪獣ジッポウの巻☆の写真だ。
このハットリくんの身長はどうだろうか？
横の女性と比較しても明らかに小さいことが見てとれる。
このことと、左の子供の身長も考慮し、
ハットリくんは成人では有り得ないと断定できる！！！
サイバンチョ:ふむぅ・・・どうやらそのようですな・・・。
僕：（そんなばかな・・・！！！？・・・何か違和感が・・・）
サイバンチョ:異議はありませんか？
僕：う・・・その・・・（千尋さん だれか・・！！！）
???：ヒョウジョウ・・・
僕：！！！！ヒョウジョウ？？何だ？
???：ヤムヲエズ カブッタ・・・・
僕：やむを得ず？かぶる？何を？？
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